熱電対はお客様ご自身で選択・購入し、設置することも可能です。
しかし、どんなものを選んだかによっては、正確な温度測定に支障をきたしたり、本来の寿命を縮めてしまったりするケースも。
もしも熱電対選びでお悩みなら「西林電機製作所」までぜひご相談ください。
お客様それぞれの環境やご要望に合わせて、最適な1本を選定・製作いたします。
熱電対を選ぼうにも、
種類が多すぎて困ってしまった
いろいろな種類を試しているけど、すぐに温度が狂ってしまう
熱電対を長持ちさせて、交換・メンテナンス費を抑えたい
どんな太さや長さのものを選べば良いか、
誰かにアドバイスして欲しい
うちの窯は特注品だから、
既製品の熱電対だというまく使えなさそう
弊社では、お客様の炉や窯の雰囲気、発生する気体、焼き物の種類を考慮し、最適な太さ・長さ・材質の熱電対を選定・製作します。
熱電対といっても種類はひとつではありません。
どれがもっとも適しているかは、私たち“熱まわりのプロ”にお任せください。
熱電対の苦手とする気体等も熟知しておりますので、この点を考慮しメンテナンス費の削減も実現可能です。
取り扱いメーカーも豊富ですので、必ずやお客様に最適なご提案を差し上げます。
弊社では、熱電対の導線カバーの選定や製作を窯の温度や気体によって変更しています。
炉や窯が高温になる場合には熱に強い金属を、湿度が高くなる場合には水分吸収率が低い陶器を採用しています。
環境に合わせて金属や陶器を使い分けることによって、カバーが割れたり溶けたりするのを防ぎます。
※右の写真の白っぽいのが陶器のカバーで、上の方にあるのが金属のカバーです。
熱電対の計測器などにつなぐ方のコネクト部分には、シングルコネクト・ダブルコネクトの2種類があります。
計測器だけにつなぐ場合はシングルコネクト、記録計にプラスして温度調節計など、2つの機器につなぐ場合はダブルを選択。
2方向にコネクトすることで、記録に加えて一定の温度を保つように自動で火力の調整を行う際などに活用されます。
※上の写真シングルコネクトで、下の写真がダブルコネクトです。
熱電対のコネクト部分には開放型と密閉型の2種類があります。
防塵対策としてコネクト部分にちりが付着したりするのを防ぎたいというケースでは、密閉型が採用されています。
※右の写真は密閉型です。
コストが気になる方には低価格熱電対も!
「熱電対を導入したいけれども、費用が高いのは困る……」とお悩みのお客様には、低価格熱電対もご用意しております。
素線径を細くし、構造を改良することで耐久力をアップした熱電対で、従来品よりも安くご提供が可能。
ぜひお気軽にご相談ください。
炉や窯の環境というのはお客様の環境によりさまざまです。
そのため、既製品では正確な計測ができなかったり、十分な耐久性を確保できなかったりすることも。
こうしたケースには、オーダーメイドによる熱電対の新規製作がオススメです。
弊社は創業70年という長い歴史の中で、ありとあらゆる炉や窯を見てまいりました。
そこで培った経験・ノウハウを基に、お客様の環境に最適な1本を製作いたします。
製品の品質安定化と、長寿命な熱電対導入のために、ぜひ一度ご検討ください。
すでに熱電対を設置されている方で、修理・交換にお悩みの方はぜひ弊社までご相談ください。
今後も安心して炉や窯を運用できるよう、適切なメンテナンスを施します。
また、より良い熱電対の新規製作にも対応可能。
この際は、既存の熱電対の下取りも行っておりますので、よりコストを抑えることができます。